美しく生きろ‐高嶺のなでしこ
高嶺のなでしこ記念すべき、初メジャーデビューシングル”美しく生きろ”
この楽曲は2022年の10月31日1stファンミーティングで初披露されてからと言うもの、しばらくの間ライブで歌われることはなくまさに秘蔵っ子
特に配信のあるライブでは一切歌われることはなく、そのあまりの秘蔵ぶりにオタクの間では当初から”この曲でメジャーデビューを目指しているのでは?”と言う噂は出ていました
その待ちに待った”美しく生きろ”のメジャーデビュー
待ち望んでないオタクなどいるハズないのではないでしょうか?
美しく生きろの魅力
美しく生きろの魅力はたくさんあるとは思いますが、なんと言っても歌詞に込められた力強いメッセージ性ではないかと思います
筆者が最初にこの曲を聞いた時に感じたのは”この曲は高嶺のなでしこの曲と言うより、彼女たち(たかねこメンバー)の人生の曲だな“という事でした
それはどう言うことか
確かに冒頭”気高く美しい華は高嶺のなでしこ”から始まり、その後も主語が”アイドル”の歌詞が多く出てきます
がその後も歌詞をなぞっても“自分たちが高嶺のなでしこだ”と言う文章はどこにもありません
また、高嶺のなでしこの紛れもない代表曲にも関わらず”高嶺のなでしこ”と言う単語は冒頭の一回のみで以降は全く出てきません
更に言うと、冒頭で「気高く美しい華は高嶺のなでしこ」と歌いながら、後半ではその気高く美しい華に”僕はなりたい”とも歌われています
つまり、この曲における”高嶺のなでしこ”はグループ名と言うよりも、その名前の由来となった『彼女たちの理想の姿・目指すべき生き方』の意味合いが強く、その理想に近づくため、夢のために覚悟を、そして命をかける決意を表した力強さがこの曲の魅力の一つなのだと強く感じました
また、この曲の歌詞はアイドルに限った話ではなく、多くの人にも刺さる歌詞だということも魅力だと思います
――
人生は一瞬で”若さ”を奪い去るんだ
だとしても恐れない 夢は奪えない
失敗は一瞬で”不安”を引き寄せるんだ
だとしても挑むんだ 夢は逃げない
自由に夢見なきゃ 誰の人生 生きているんだ
――
この言葉を様々な挫折・苦悩・葛藤を経験し今がある彼女たちの口から聞くととても勇気付けられます
(芸能界に限らずですが)すべての努力が報われる世の中ではありません
夢がさえあれば、どうにでもなるような甘い世界でもありません
ただ、自分の夢を信じてひたむきに努力をしている時は必ず誰かが応援してくれる
そんな気持ちにもなれる曲でした
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